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水戸で生まれたプロジェクトが、全国でも育っていくと面白い

※数回にわたり、水戸芸術館開館25周年記念事業「カフェ・イン・水戸R」の関連プログラム「Re MITO 100(リミット100)」についての記事を掲載しています。

「僕と水戸とのおつきあいは、2005年に水戸芸術館で開催された『HIBINO EXPO 2005 日比野克彦の一人万博』展からだから、もう10年以上になりますね。そのほかにも『明後日朝顔プロジェクト』『HIBINO CUP』など、数々のプロジェクトを継続してきて、互いに築き上げた信頼関係があるからこそ、Re MITO 100のディレクターの依頼もいただけたのだと思います」

明後日朝顔プロジェクト

5室_日比野正面:日比野克彦《WATER TOWER》2005年
右:日比野克彦《ここから向こう。》2005年
『HIBINO EXPO2005日比野克彦の一人万博』2005年
水戸芸術館現代美術ギャラリーでの会場風景

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水戸の人は熱い人が多い
だから自分と合っているのだと思う

「水戸には、25年前から水戸芸術館があって、『カフェ・イン・水戸』のような市民と一緒にいろいろなものを創っていくアートプロジェクトも行われています。本当に先進的だと思いますね」

「また、水戸には、地元のことが大好きな人、やんちゃで大きな子供と言ったら語弊があるけど、純粋で穢れなき夢を追い続ける人が多いように感じます。僕とも何かお互い共感できることも多く、そんなことから面白がって呼んでくださっている、ということなんでしょうけどね。今後もこうして水戸の方々と一緒に活動していきたいですね」

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「大学ではデザインを専攻し、卒業後も広告代理店などと一緒に仕事をしてきたこともあって、『自分の作ったものがどう社会に反映されるのか?』『どんなリアクションがあるのか?』『自分の社会性や価値観を押し付けずに、それがどう受け取られて評価されているのか?』常に問い続ける姿勢を基本としてきました。なので、『アートに関わることで、どれだけ市民の気持ちが豊かになったのか?』『豊かになるとはどういうことなのか?』しっかり検証して、アートの世の中の立ち位置というのも、もっと発信していかなければならないとも思っています」

CAFE in Mito 2011 かかわりの色いろ
撮影:加藤健
提供:水戸芸術館現代美術センター

「カフェ・イン・水戸R」後の
Re MITO 100とその可能性

「Re MITO 100は、最初は水戸の若手経済人の人たちが中心になって始めましたが、結果的に、老若男女様々な人のアイデアや想いが詰まっています。また、Re MITO 100の会期は9月で終わるけど、その後も『面白いからあと100個足してみようよ』『裏Re MITO 100、作ってみない?』という動きになれば、あっという間に1,000とか10,000とかの数のプログラムになる。しかも、それぞれ見方が違うからこそ、幅が広がります。これって自分でもものすごくワクワクします」

「また、この考え方は、実はいろいろな街で展開できるのではないかと感じています。水戸芸術館の存在や人材も豊富な水戸だからこそ、水戸でスタートするわけですが、中心市街地が衰退し、高齢化や少子化の問題を抱えたような街であっても、地元の人たちが自ら地元の面白いことを書き出してみて、そのアイデアを編集していけば実現できるスタイルなんです」

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「今回のRe MITO 100が盛り上がれば、『それじゃあうちの街でもやってみよう!』という展開もありうるのかもしれない。汎用性のあるアート表現に育てていければ面白いと思います。」

アートを通じてひとりひとりの個性を浮かび上がらせることで豊かな地域を創る。それこそが、全国で叫ばれる「地方創生」の本当のあり方なのかもしれない。水戸がその先駆けとなり、実践の場となる…Re MITO 100、楽しみだ!

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Re MITO 1.10年の記憶を再生します。(ガイドブックデータ)

※Re MITO 100ガイドブックは、水戸芸術館、水戸駅の水戸観光案内所、南町三丁目のまちなか情報交流センター、まちの駅等で無料配布しています。

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住所:水戸市五軒町 1-6-8

TEL:029-227-8111

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