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面白いことしかやりたくないし、面白いことしかやらないでしょうね

ここは水戸芸術館と水戸京成百貨店を繋ぐ細い裏通りに面した雑貨店「lollipop cowboy(ロリポップカウボーイ)」。シンプルな外観だが、店内にはカラフルでポップかつキッチュな商品が所狭しと並べられ、まさにオモチャ箱をひっくり返したかのような賑やかさだ。

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チャレンジショップって知ってます?僕はこれで店を始めました

イラストレーター兼ショップオーナーのタイラマサヒトさんが、この店を開いて8年目になる。
「この店を始める前は、チャレンジショップ『セントラルビル創業支援プロジェクト』で店をスタートさせました。まちなかにある築40年の木造アパートを改装して、そこに出店したい若いクリエイターたちを集めるという話を聞き、応募したんです。アートとリノベーションによるまちなか再生の取組みとして、当時はとても注目を集めていました」

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「今のこの店は、クリエイター雑貨の店とでも呼ぶのかな?県内外の作家たち30名ほどの作品を集めています。全て私が作家さんたちとコミュケーションをとって仕入れたものなので、これはウチに来ないと買えないぞ、という作品もたくさんあるんですよ」

ゴールデンウィーク前には鯉のぼりをモチーフにした商品を揃えるなど、いつも同じではなく、季節やイベントごとにテーマを絞り込んだラインナップにするのも、タイラさんのこだわりのひとつ。

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カワカッコイイ、キモカワイイ
みんなが面白がってくれればそれでいいや

ロリポップカウボーイという不思議な店名の由来は?
「ただ単に響きが良くて面白いかなと。可愛らしい棒つきキャンディーと、男らしくてカッコいいカウボーイのイメージを掛け合わせただけです」
え、そんなので良いの?とびっくりしていると、

「店を開いたのは、地元の作家たちを支援したかったから。また、この場所なら水戸芸術館に近いので、面白いことにアンテナを張っている人も通ります。そして何より、地元の作家たちの作品を、日常的に街の人に届けられる店にしたかったんです」
センスとひらめきの中に、アートへの真摯な想いと論理的な思考が同居するタイラさん。どんな経歴なんだろうか?

「県内の大学で心理学を学んでいる時にイラストに目覚め、卒業後にデザイン系専門学校に入り直しました。その後デザイン系のバイトや仕事を続けるうちに、作風が固まってきたんです」

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お店入口付近には、タイラさんがデザインしたTシャツやアクセサリーなどが大量に置かれている。オリジナル2頭身キャラクターたちをモチーフにした商品は、「どれもただ単に可愛らしく良い子ではなく、どこか毒とブラックな所がありそうなのがウリ」とのこと。新作Tシャツが発売される度に購入する熱狂的なファンもいるほど。

さらに、「もっと可愛くて欲しくなるようなご当地キャラがあったらいいな」と誕生させたNATTO BOYとUME GIRLも人気。県外から水戸に来た方もたまに水戸のおみやげとして買っていくという。
ただ、LINEスタンプとしても販売されている、その名も“ビキニおじさん”たるキャラクターに至っては、
「あ、そのキャラは常連さんたちの間でも評価が分かれます」
この肩透かしを食うほどのギャップがタイラワールドの魅力。何とも不思議な心地良さだ。

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楽観的ですよ、先のことはあんまり考えてないもの。

「だんだんこういうお店も増えて水戸の人たちの目が肥えてきたけれど、その中でどう個性を出していくかが今後の課題です。とは言うものの、私は楽観的な人間なので3年、5年先はあまり考えていません。今思いつかなくても、1年先には面白いことがポッと出てくるかもしれないし。絵を描くことだけは軸としてブレないだろうけど、自分がその瞬間に面白いなと思うことだけをやっていけたらいいですね」

どこかフフフと笑いが込み上げてくるようなキャラクターたちが迎えてくれるこのお店。次なるお気に入りを探して立ち寄ってみてはいかが?

015_P6lollipop cowboy
■ブログ:http://ameblo.jp/lollipop-cowboy/

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住所:水戸市泉町2-3-41

TEL:029-232-3202

一致団結して、ここを水戸の起爆剤にしたい おばちゃんの顔見たら元気になるって言われると、こっ・・・

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