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想像もしていなかった空間だけど、それもまた楽しい(後編)

物語を伝えると、みんなファンになっちゃうんですよ(前編)

「私が高校生の頃は、学校帰りに必ず寄るほど、喫茶店という存在は身近でした。狭い店内に椅子がびっしり並び、“大人のたまり場”みたいな雰囲気に憧れがあったのかな。『コーヒーはブラックで飲むのがカッコいい』とかね」

「ところが、その時代に比べると、水戸のまちなかには喫茶店が減りました。だから、自分が昔経験したように、気軽に立ち寄り、安らげる場所がまちなかにあればいいなと思いました」
倶楽部クチュールの管理人・真壁純郎さんは、開店当時の思いを語る。

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「高校生やサラリーマンが来てくれるかなと思って始めたんですが、いざ始めてみると客層は年配の方々がほとんど。でも、ここに来る常連さんは、皆さん70歳代とか80歳代なのに、めちゃくちゃ元気なんですよ。ピザとか注文しちゃうんだから!そんな方々とずっと関わる中で、『若い人の力も必要だけど、こういった年配の方々のパワーでまちを元気にしていくというのも、ありなんじゃないか』と感じるようになりました」
当初描いていたイメージとは少し違ったようだが、眞壁さんの言葉は明るい。

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いつの間にか、常連の皆さんがカフェスペースに集っていた。心地よい空間に、元気な笑い声が響き渡る。

「なかなかこんな良い場所ないでしょうよ!春風さんはもちろん、従業員は良い人ばかりで、皆家族みたいな感じよね。あ、春風さんっていうのは眞壁さんのことよ。春風みたいにさわやかで、いつでも温かいから、皆に好かれる。春風さんがお店にいないときは寂しいわね」

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少し照れながらも、眞壁さんは嬉しそうに続ける。
「ね、元気な人たちでしょ?皆さん、ここに集まる人たちで話すのが楽しみなんですよね。私も、皆さんと毎回色々なお話をできて嬉しいです。当初は、こういうコミュニティスペースのような空間はあまり想定していませんでした。でも、お客様が店に入るなり『○○さんいる?あら、いないの。じゃまた来るね』みたいな、昔の喫茶店でおなじみだった光景も見られたりするので、結構面白いですよ」

「また、単なるたまり場というわけではなく、地域の方々のニーズに応えられるよう、自由に使っていただける空間をご提供しています。セミナーやカルチャー教室はもちろん、オペラコンサートの時は180人もここに集まったんですよ。音楽を聴きながらフルコースを楽しむパーティや、お茶の先生をお呼びして出張お茶会もやりました。利用者を随時募集していますので、『こんな形で利用したい』という方、ぜひご相談ください」

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「あとね、毎週土日の夕方からは、店内でアナログレコードを流しています。皆さん、家でレコードをかけていると家族からうるさいって言われるみたいでね。それでいつの間にか、レコードを聴ける場所を求めて人が集まりだして…ここにあるレコードはほとんど、近所の方やうちの社長の知り合いの方たちが持ち込んだものなんです」

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当初はまったく想像もしていなかった空間へと変化していくが、それもまた楽しい。
様々な人の想いが繋がり合う空間、倶楽部クチュール。
今日もまた一人、笑顔とともにファンが増えていく。

DSC_0209-1倶楽部クチュール
■営業時間:10:00~18:30

緯度経度で指定
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住所:水戸市五軒町1-2-5 いすゞビル1F

TEL:029-302-2610

物語を伝えると、みんなファンになっちゃうんですよ(・・・ 心地よいハワイアン空間を、喜びに変えて(前編)

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